ハタチの戦争

学生ブロガー

就活を控える大学生が映画「何者」をレビュー

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引用 公式サイトより

【感想】

就職活動中の大学生をメインに表現されたものだが、就活を舞台に人間の醜い本質的な部分があぶり出される心理的な要素が強めの映画であった。サバイバル系の映画でよく見るような野生の人間の光景。それを就活というものに落とし込んでいた。青春映画的なものを予想していたため予想外だった。始めから終わりにかけてだんだん見栄や虚勢を取り除いた本当に素直な人間といものが描かれ続けていた。

就活について少しでもためになるかなと考えていたが、あまり得るものは無かった。山田孝之大学院生には老けすぎずないか?とも思ったが、よく考えれば自分の先輩の大学院生もっとやつれて老けていたな笑

たくとのこれまでの裏アカでのツイートが最後のシーンでは演劇のように表現されていた。映像での表現とてはキーワードの1つである「演劇」を上手くはめ込んでおもしろかった。原作の小説を読んだことないのだがこの辺はオリジナルなのだろうか。

ぎんじと隆好は似ていて自分はあいつらとは違う。そう思っていたが親しい先輩に真っ向から否定され、逆に見下していた理香には賛同されてショックだっただろうな。

この映画ではTwitterが頻繁に登場していた。たくとが携帯を取り出すカットが多かったが、最後の伏線回収であらゆる場面でも俯瞰で物事を見ている一面がさらけ出されていた。心の声をすぐに文字という形にして世界に発信できる今の時代は怖いですね。 一分間で話せることはツイッターの140文字程度。 最後の面接で主人公の「たくと」は烏丸きんじとの関係を「一分間では話しきれません」と言っている。Twitterの140字くらいでは全てを表現できないといメッセージだろうな。


何者

 


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